慢性心不全看護認定看護師について

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慢性心不全看護認定看護師とは?

慢性心不全看護認定看護師とは、心不全の病状をアセスメントし、憎悪しないようにケアを行います。

心不全の患者さんの多くは憎悪してしまう可能性が高く、入退院を繰り返す方も多いです。

ですが、重症化を回避し予防するためには、日常生活習慣を改善し自己にて管理する能力を高めることで病状を維持する事が可能です。

その為に、患者さんへの指導はとても重要な役割です。

入院している患者さんには、自宅に帰って一人でもきちんと生活を送れるように、食事や感染予防、内服管理などを行う事が大切です。

また、患者さんへの指導を徹底する為にも、看護スタッフに対しての指導も慢性心不全看護認定看護師として大切な仕事の一つです。

慢性心不全看護認定看護師の仕事とは?

慢性心不全看護認定看護師としての業務内容です。

私の場合をご紹介します。

私は病棟勤務をしていますので、基本的には病棟看護師と同じような業務をこなしています。

週に1回は、慢性心不全看護認定看護師としての業務を行う日と決まっていますが、他の日でもスタッフの人数が多い日は、認定看護師業務をしています。

認定看護師としての業務内容ですが、心不全で入院している患者さんが、退院後も症状が憎悪し再入院にならないように生活指導を行います。

そして、その方に合わせて必要な場合は訪問看護や、往診、訪問介護などを導入するようにセッティングしていきます。

また、退院後外来に通院している患者さんも、問題なく生活が行えているかを確認し、必要な場合は再度指導を行っています。

慢性心不全看護認定看護師の役割とは?

慢性心不全疾患看護認定看護師の役割は大きく分けて3つになっています。

1つ目は実践です。

心不全の治療は、急性期のみだと思われがちですが、慢性期の看護もとても重要です。

心不全は増悪期や終末期だけではなく安定期もあります。

その時期に合わせて必要なケアや処置を行う必要があります。

また、心不全のが増悪する要因をモニタリングし、そして評価を行います。

2つ目は指導です。

指導では、看護スタッフの質の向上をするため、実践を行いながらの指導と、定期的な勉強会を開催するなどして、知識・技術共に指導していく必要があります。

3つ目は相談です。

患者さんのケアの方法でわからない事があれば、相談に乗り一緒に解決策を導きます。

慢性心不全看護認定看護師の給料と休日

慢性心不全看護認定看護師の資格取得後のお給料と休日に関してです。

お給料に関してはあまり変わりはありません。

もしくは、お給料が減ってしまうケースもあります。

その理由は、認定看護師の資格手当が少ないという事です。

もちろん、病院によって手当は様々で資格手当が高い所もありますが、現状では5千円前後の病院が多いです。

ですが、夜勤をこなしている看護師の方は減ってしまう可能性が高いです。

それは、認定看護師の資格を取得前と同じ数の夜勤をこなせなくなる可能性が高いからです。

スタッフへの指導や相談を行わなければいけない為、どうしても日勤の数が増えてしまいます。

休日に関してですが、認定看護師の資格前後で変わらず取得することはできます。

ですが、休日にも資料づくりや研究等を行わなければいけません。

慢性心不全看護認定看護師のやりがい

慢性心不全看護認定看護師としてのやりがいです。

それは、指導した通りに患者さんが生活し、病状が増悪することなく自宅で生活する事ができている患者さんに外来でお会いした時です。

心不全の患者さんの多くは増悪により入退院を繰り返す方が多くいます。

それも、日常生活での制限がたくさんある為、その制限を守る事ができないと増悪してしまう可能性が高くなってしまいます。

ですが、自分が指導した患者さんがきちんと守って生活し、増悪することなく生活できている姿を見ると、一生懸命に指導を取り組んだ甲斐があったなと思います。

これからも、少しでも多くの患者さんが自宅で生活できるように援助していきたいと思います。

慢性心不全看護認定看護師の悩み

慢性心不全看護認定看護師の資格を取得後に、患者さんに様々な援助が行えるようになりました。

ですが、私がいくら頑張っても限りがある事に気が付きました。

慢性心不全の方を安全で安楽に生活するように援助する為には、チーム医療が必要だと思っています。

その理由は、患者さんへの指導方法です。

慢性心不全の患者さんの多くは、日常生活にも制限がある方が多くいます。

ですが、その制限も指導方法によって全然効果が変わってきます。

注意されれば聞きたくなくなるのが、人ですよね。

提案する事で患者さんも聞き入れやすくなります。

ですので、看護スタッフを始め、さらなる質の良い看護を提供できるように指導を頑張っていこうと思います。

慢性心不全看護認定看護師の心構え

慢性心不全患者さんに対する対応方法で気をつけている事があります。

慢性心不全看護認定看護師の資格を取得するまでは、患者さんへの指導は注意してばかりでした。

ですが、認定看護師の資格を取得後は注意ではなく提案をするようにしました。

例えば、慢性心不全を患っている方の多くは塩分摂取や禁煙、暴飲暴食などを絶対行わないように注意ばかりしていました。

注意している頃は、患者さんもなかなか話を聞いてくれませんでした。

ですが、このような料理方法をすれば塩分を少なくて美味しく食べれますよ!とか、このようにコントロールしてみてはいかがですか?とするようにしてみました。

そうすることで、患者さん自身も無理なく制限と向き合う事ができるとわかったのです。

慢性心不全看護認定看護師の体験談

慢性心不全の患者さんの多くは再入院率がとても高い疾患の一つです。

その理由として、日常生活の制限を守る事ができなければ、すぐに症状として出現するからです。

例えば、塩分や水分の摂取量、内服薬の飲み忘れ、そして、ストレスや過労が要因として考えられます。

守ろうと思っても、忘れてしまいますよね。

ある老人の男性の方です。

この方は独居でした。

退院後、1人での生活は困難だと他の看護師は伝えていたのですが、本当に無理なのかを判断する事にしました。

日常生活動作は基本的に行う事ができており、時々内服忘れがあり、しんどくても我慢してしまいます。

本人の希望は自宅退院でした。

という事で、退院後は訪問看護師を導入する事にしました。

その患者さんは、自宅での生活が安心して送れるようになりました。

このように、患者さんに合わせたスタイルを選ぶこともとても大切なことです。

慢性心不全看護認定看護師になるには?

慢性心不全看護認定看護師の資格を取得する方法です。

まず日本国で看護師あるいは保健師か助産師の資格を保持しており、5年以上の実務経験がある中の3年は専門的分野での経験がある事です。

慢性心不全看護認定看護師の場合の専門分野とは、慢性心不全疾患の患者さんの多い部署での看護実績がある事です。

慢性心不全疾患認定看護師の場合は、外来・在宅での経験も実践に含んで良いとされています。

そして、慢性心不全疾患の患者さんの憎悪から回復期の看護を5例以上担当経験実績がある事が条件となっています。

また、現在も慢性心不全疾患患者さんの多い病棟あるいは、施設や在宅などでの勤務している事が望ましいです。

この条件が合致すれば、慢性心不全看護認定看護師の研修に参加する事ができ、研修終了後に審査を受け合格すれば、慢性心不全看護認定看護師の資格を取得する事ができます。

慢性心不全看護認定看護師の転職を成功させるポイント

慢性心不全看護認定看護師の資格を活かした転職方法です。

まず、転職する際に一番注意しなければいけないのが、その病院が認定看護師を必要としているかです。

ただ、看護師を必要としているだけの職場では、認定看護師としてのスキルを活かす事も磨く事も出来ません。

ですので、入職前にきちんと把握しておく必要があります。

また、お給料面もきちんと把握しておかなければいけません。

認定看護師の資格手当はいくらであるのかを確認してください。

そして、入職後に認定看護師としての業務をどのようにこなしていくのかも、きちんと話し合っておく必要があります。

入職前にこれらの事を確認しておけば、入職前後で話が違うということなく、成功する可能性が格段に上がります。